艶消し黒アルマイト [マットブラック] 概要
アルミダイカスト材は一般的にアルマイト性が劣る素材といわれており、その中でもADC12は特に難しいといわれています。そのため、黒アルマイトをしても灰褐色~青色系と思い描いていた黒とは異なる色調であったり、剥離や素材にも部分的に光沢感がまだ残っていて反射性を気にしなければならない機器には使用しにくいことが現状です。
当社のマットブラックはADC12での欠点を克服するために開発したアルマイト性のツヤ消し黒アルマイトです。一般的にアルミダイカスト材において艶消しの黒アルマイトは難しいとされている中、当社では色調だけでなく十分な硬度も有した機能的に優れた皮膜となっています。
艶消し黒アルマイト [マットブラック] 特長
硬度 | 400~450HV |
色調 | 艶消し黒(マットブラック) |
各処理における光沢度
マットブラックは切削面ならびに鋳肌面共に
黒アルマイト等に比べて光沢度が抑えることが可能です
紫外可視近赤外分光分析試験
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艶消し黒アルマイト [マットブラック] 用途
- 工業製品の内部部品、二次体裁面等
マットブラック – カバー、ヒートシンク / ADC12
艶消し黒アルマイト [マットブラック] 対応可能な材質・大きさ
- アルミダイカスト材全般
艶消し黒アルマイト [マットブラック] 特記事項
マットブラックはユニブラックと異なり、湯じわ・湯流れはそのまま表面に現れます。