JIS規格(H‐8603)の各性能試験の皮膜厚さは50μmで評価しているので、この数値が基準ではないかと考えられております。しかし、皮膜厚さは目的により異なるために当事者間で決めればよいと思われます。
- 皮膜厚さについては、弊社の最大皮膜厚さは約300μmまで処理したことがありますが、通常は展伸材(板、棒、押出材、引抜材等)で20~80μm、ダイカストのADC10、12で10~50μm、ADC5,6においては20~60μm、鋳物のAC2Aで10~30μm、AC4C、4Dで20~70μm、AC7Aで20~50μm等が多いです。
- 各合金による皮膜厚さ等について不明な点がある場合は、ご相談頂ければ解決いたします。
- 弊社はすべての合金に硬質アルマイト処理が可能です。